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京都ハリストス正教会

京都ハリストス正教会

1903(明治36)年に建てられたギリシャ正教会の教会堂。その規模、格式は、お茶の水ニコラス堂に次ぐものとされる。設計は官庁旧本館などを手がけた松室重光が担当している。

会堂はロシア・ビザンチン様式、木造十字形平面聖堂1階建て。国内に現存するハリストス正教会の中では、最古級の木造聖堂。前方にはトンガリ帽子の鐘塔が立ち、堂内には巨大な聖障イコノスタスにはめ込まれた聖母福音「受胎告知像」などのイコン画がある。
現在も日曜日には礼拝が行われている。